母親のこと

テンションを上げずに始まってしまったので体温低めの文章を続けるような縛りにしていることに後悔。

だが、普段ヤッピーハッピー幸せルンルンな文章の人が突然暗い文章を書いたら病んでるだと鬱だのそういうヤツなのでそれはそれで。

 

私の母親は統合失調症という病気を患っていて、このことが随分と私の人生に食い込んできそうで嫌な予感がしている。

と、いうものの母親は昔から「自分は病気だから」といろいろなものを避けて通ってきた印象である。

学校行事や冠婚葬祭なども欠席することが多かったようだが昔はまだ元気だった。

私が義務教育期間中はまだ一般人レベルだったように思うのだが、今はもう明らかに病人で独語は家の外でもあり幻聴に大声を上げることもあるそうだ。

 

私は8年ほど前に実家を出ている。

出たのは毎日母親に将来についてどうするのか詰問されたからである。

父親から問題が起こった時のみ報告として連絡がある。ここ数年では何も無いようだが前回は睡眠薬やら警察やら救急車などの単語をなんでもないことのように話す父に素朴に疑問と恐怖を感じたりもした。

 

さて、この母親の妄想は主に金と夫の不貞である。

金がないと叫びパニックを起こしているが家の中には高額な化粧品や服が所せましと並んでいる。

症状が酷い状態のときに夫が浮気をしている私はみじめだと叫び泣いている状況は地獄のようだった。

自分の母親の口から妄想の浮気相手と夫のプレイ内容?をまくしたてられて私は今一体何を聞いているんだ状態だった。

「アイツはセックス狂いで女が2億人いる」と叫んでいたのだ。思わず笑いそうになったけど神妙な面持ちで耐えた。

 

統合失調症の人にとってそれは全部「事実」であるからまぁトンデモナイ世界で生きているんだろうなぁと想像はできる。死にたくもなる。

 

24時間ずっと発症しているわけではないようなのだが、自己中心的で自分は守られるべきだと主張してくる母親のことを私は可哀そうだなと思うことだけで何かしてあげたいとは1ミリも思わないのである。

 

薄情な娘だなぁ。

でもあれに関わると確実に寿命が縮まると思う。

 

産んでくれてありがとう。

以上。

 

 

 

あ、そうだ。

睡眠薬を大量に飲んだ母親が入院した病室で父親が

「結婚した当初から浮気相手がいると言われ続けていた」と話してくれた時はさすがに泣きそうになった。

 

いやもうむしろそれが事実であって母親は愛故に心が壊れたという映画的ストーリーであれ。

とすら思ったのだった。

 

とりあえず小説の書き方を勉強してみようかな

無表情でハハハと笑った